Call for Participation
現在募集中
親の離婚を経験した中高生のための心理プログラム
- 親の離婚を経験した中高生向けのオンデマンドプログラムの研究参加協力者を募集しています。
- 2024年9月開始予定です。詳細は以下のファイルをご覧ください。
保護者向け説明・参加申込み方法 中高生向け説明
【お申込方法】
お子様用の説明(中高生向け説明)をご利用いただき、保護者の方からお子様にプログラムについてご説明ください。お子様が参加に同意している場合には、以下の例を参考に、研究実施責任者にメールをお送りください。
<お申込メールの例>
件名:研究参加について
本文:以下の事項をお書きください。
1)保護者の氏名:
2)お子さんの氏名:
3)お子さんの年齢および性別:
4)ご住所:〒
5)保護者の方の携帯電話番号:
6)お電話に出やすい時間帯や曜日など:
7)本研究をお知りになった経緯(ご紹介者様がいらっしゃれば記載してください):
メールの宛先: jikihara.hus(at)osaka-u.ac.jp
(at)を@に変更してください
- 状況をうかがい参加をお断りする場合や、参加者多数の場合には先着順で募集を終了する場合がございます。予めご了承ください。
募集終了
ストレスの対処や子育てについてのアンケート(2023年度 B4 細川美香)
<結果の概要>
- 2023年10ー11月にかけて、北陸・甲信越地方のこども園等のご協力を得て、合計281名のお母様,お父様に,アンケート調査にご協力いただきました。
- 129組の夫婦(カップル)の回答を分析したところ,育児ストレスが高まっても、夫婦で一緒にストレスに対処していく「ダイアディック・コーピング(DC)」を行うことによってメンタルヘルスに与える影響が変化することが示されました。具体的には、父親はパートナーに対して精神面に寄り添ったサポートをすること、パートナーの負担を軽減させる行動をとること、問題に対して一緒に向き合うことなどが重要であることが示唆されました。一方、父親・母親ともにパートナーに対して否定的な態度をとらないことが重要であることが示唆されました。
- 調査にご協力いただきました保護者の皆さまに改めて感謝申し上げます。今後、国際学会での発表や論文への投稿を進めて参ります。
親のしつけと子どもの行動との関連についてのアンケート(2023年度 B4 髙橋哲浩)
<結果の概要>
- 2023年11月に、四国地方の公立中学校1校のご協力を得て、合計175名の生徒の皆様よりアンケート調査にご協力いただきました。
- 171名の回答を分析したところ、親のしつけ(子どもの不適切な行動を認識して行われる親の関わり)の種類によって、セルフコントロール及び逸脱行動との関連が異なっていることが示されました。子どもに対して適切な行動の学習を促すしつけ方略は、セルフコントロールとは関連しないものの、逸脱行動を直接減少することが示されました。また、暴力的・高圧的なしつけ方略は、セルフコントロールを低下させ、その結果逸脱行動が生じることが示されました。
- 調査にご協力いただきました学校の先生方、生徒の皆さまに改めて感謝申し上げます。今後,国際学会での発表や論文への投稿を進めて参ります。